筋肉に蓄積された乳酸の除去は、排泄回路を活発に働かせることによって、
より早い時期に疲労を抜くことが可能となる。
どのようにするとこの回路が活発に作用するかを考えるときに、
カルシウムの作用を先ず考えなければならない。
カルシウムイオンを血中に取りこむことによって、血中カルシウムイオン濃度が上昇し、
弱アルカリ方向へと進む。弱アルカリ体質化で排泄、吸収回路共に円滑に作用するので、
当然、老廃物が排泄されて、体調上昇、疲労回復への曲線を描くようになる。
しからば、どのように処置するとこの排泄回路が良く機能するかというと、レースから帰還し、
魔法の箱に入れ恒常性を維持できるようになったとき<注@>に、
飲水に玄米黒酢を二リットルの引水にキャップいっぱい程度を入れて飲ませると良い。
これは高蛋白飼料を与える鳩舎には、体調を上昇するに最大の効果を発揮する。
玄米黒酢はアミノ酸の宝庫といっても過言ではなく、疲労回復のもっとも有益な方法であると確信する。
この黒酢の飲水投与には、選手鳩・種鳩ともに自他鳩舎を含め、過去五年間の試用実績を踏まえ、
著効が認められたので、公開する。
<注@・・・生体には回復(安定)へと向かうメカニズム『ホメオスターシステム』がある。
     疲労状態から回復するに適した安定した状態にある事を示す。>
またブドウ糖について、先に論じたが、飲水からのブドウ糖の吸収は疲労(内臓)回復後であれば、
効果を認めるが、疲労状況下では、保温、休息(安静)に勝るものではないと考える。