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| 脳、神経について、その構造を問うのは賢明ではない。 鳩の脳の中で、必要な部分は、瞬間的な反射神経と、運動神経、 それとレースの際の帰巣能力を発揮するための知能の部分である。 これは後天的な要素を若干有するものの遺伝による部分が多く、 従って訓練等によってできる獲得形質の部分が最も少ない所である。 いわゆる血統がものをいうのは、頭脳部分が最大のウエートを占めることはいうまでもない。 |
| 以上、総論的に述べてきたが、レースで好成績を残す最大の要素は、まず鳩の性能であり、 その性能をいかにして十分発揮できるかは、使翔者自身の技量にかかる部分である。 次回より12回に亘り、鳩について選鳩、交配、作出、訓練、レース使翔法、鳩のメンテナンス、 薬品および副食物等について、各論として細部にメスをいれるつもりでいる。 どうぞ、楽しみながら読んでいただき、参考にしていただければ幸甚である。 |