動物の疾病とその予防

主な病原体と、予防方法を中心に・・・・・

病原菌の種類

  ○寄生虫
      内部寄生虫、外部寄生虫

  ○微生物
      ●真菌
      ●細菌
      ●マイコプラズマ
      ●リケッチア、クラミジア
      ●ウィルス

寄生虫
○内部寄生虫
  ●原虫類・コクシジウム、トキソプラズマ、マラリア、ハベシア、トリコモナス、ジアルジア、赤痢アメーバ
   (大きさは1〜50μm ※1μm=1/1000m)
  ●蠕虫類・・・ 虫類(住血吸虫・肝・肺吸虫)
           条虫類(瓜実条虫・マンソン列頭条虫・多胞条虫)
           線虫類(回虫・フィラリア・鉤虫・鞭虫・糞線虫)
○外部寄生虫
  ●ダニ類・・マダニ、ツメダニ、疥癬、毛包虫、ツツガムシ、耳ヒゼンダニ
  ●昆虫類・・ノミ、シラミ


微生物

○真菌
   ●一般にキノコ・カビ・酵母と呼ばれる生物。
   ●病原体としての真菌は、カビ類が主体。
   ●外部の有機物を利用する従属栄養生物であり、分解酵素を分泌して細胞外で
    養分を消化し、細胞表面から摂取する。
   ●皮膚糸状菌・マラセチア、カンジタ、クリプトコッカス、アスペルギルスなどが病原体として
    知られている。

○細菌
   ●球菌、桿菌、らせん菌に大別される。さらに、グラム染色によりグラム陽性菌、
     陰性菌に分けられる。
   ※この分類は抗生物質の有効性を左右する重要な分類
   ●細菌は基本的には、細胞の外で2分裂で増殖する。
    増殖する事で生体に白血球が炎症反応を起こさせる。
   ●菌によっては、毒素を生産。
    ・内毒素(エンドトキシン、細菌が宿主体内で破壊された時に放出)→悪寒、発熱、
    血圧降下、抹消循環障害等を引き起こす。
    ・外毒素(エキソトキシン、細菌画像諸君の際に菌対外に分泌→腸管毒、表皮離脱毒、
    嘔吐毒、神経毒、細胞致死毒、皮膚壊死毒、溶血毒等により動物にも健康障害
    をもたらす。
   ●動物の腸管粘膜や上部気道粘膜などの各粘膜表層には、正常(腸内)細菌叢
    があり、健康動物にとっては非病原性の細菌類が住みついていて、外から進入
    する病原性細菌が粘膜に定着しないように働く。
   ●日和見感染症(自発性感染症)とは、体の免疫力低下や抗生物質の投与、粘膜
    の広範な損傷などにより、通常では無害な正常(腸内)細菌叢により生態に
    疾患が起こる状態を言う。
トリコモナスの原虫 ダニの親子画像
犬ノミ 死んだ猫ノミ